YouTubeで「この動画は子ども向けですか?(必須)」と聞かれたら?!

2年ぶり?くらいでYouTubeに動画をUPしようとしたら、「この動画は子ども向けですか?(必須)」というチェック項目がある。

どう答えたら、どうなるのか、調べてみた。

YouTubeへの動画のアップの方法

You Tubeログイン画面

YouTubeへログインしたら、赤い丸のところをクリック。
⇒「動画をアップロード」をクリック。

 

You Tubeアップロード画面

この画面から動画をアップロード。

 

You Tube動画一覧

このようにアップロードされた動画一覧がそろったら、サムネイル画像横の編集アイコン(鉛筆のアイコン)か、一番右の「ドラフト編集」をクリック。

 

You Tube設定画面

でてきたポップアップを下にスクロールしていくと、出た!

視聴者
この動画は子供向けですか?(必須)
自分の所在地にかかわらず、児童オンライン プライバシー保護法(COPPA)やその他の法令を遵守することが法的に必要です。
自分の動画が子ども向けに制作されたものかどうかを申告する義務があります。

「子ども向けコンテンツの詳細」へのリンクがあるので行ってみると・・・

自分の所在地にかかわらず、クリエイターは動画が子ども向けに制作されたものかどうかを申告する必要があります。
今回の変更は、米国連邦取引委員会(The US Federal Trade Commision、FTC)との和解に従い、クリエイターが児童オンライン プライバシー保護法(Children’s Online Privacy Protection Act、COPPA)やその他の適用される法律を遵守できるようにするためのものです。
自分のコンテンツについて設定を正しく行っていない場合、YouTube 上でなんらかの措置が取られるか、COPPA やその他の法律に基づいて法的措置が取られることがあります。

法的措置が取られる・・・なんて怖いことが描かれていますが、どうしたらそうなるのか、よくわかりません。

児童オンライン プライバシー保護法(Children’s Online Privacy Protection Act、COPPA)というのを守れということらしいことはわかりますが・・・

また「COPPAはお住まいの地域に関係なく適用される点にご注意ください」ということなので、日本で動画をアップしてるから自分には関係ないとは言えないようです。

児童オンライン プライバシー保護法(Children’s Online Privacy Protection Act、COPPA)

COPPA(Children’s Online Privacy Protection Act)とは、2000年4月21日から米国で施行された、子供向けサイトに規制を課すことで子供のインターネット上の安全を守ろうとする法律です。 

今回の規制の流れは、以下のような経緯があったようです。

・YouTube(Google社)はCOPPAに違反していた。

CNET Japan
グーグル、YouTubeの児童プライバシー問題で約180億円の制裁金

・YouTubeは、米国連邦取引委員会(The US Federal Trade Commision、FTC)との和解の一環としてクリエイターに義務を課すことにした。

サイトが子ども向けかどうかの判断

そこで動画をアップするときに、サイトが子ども向けかどうかを申告するようになったようです。

YouTubeでは、子ども向けかどうかの判断には「以下のようなさまざまな要素を考慮してください」と書いてあります。

  • 動画のテーマ(例: 未就学児向けの教育コンテンツ)
  • 子どもの視聴者を想定して作られた動画であるか、また実際に子どもが視聴しているか
  • 動画に子役や子どものモデルが含まれているか
  • アニメや漫画の登場人物など、子供の興味を引くキャラクター、有名人、おもちゃが動画に含まれているか
  • 動画で使われている言葉や表現は、子供が理解できることを想定しているか
  • ごっこ遊び、簡単な曲やゲーム、早期教育など、子どもの興味を引くアクティビティが動画に含まれているか
  • 子ども向けの曲、物語、詩が動画に含まれているか
  • 動画の視聴者に関する統計的証拠など、動画の視聴者を特定する際に役立つその他の情報
  • コンテンツが子ども向けに広告されているか

こっちの方がまだわかりやすいですね。

FTC の指針によると、子どもを視聴者として想定した俳優、キャラクター、アクティビティ、ゲーム、曲、物語、テーマが動画に含まれている場合、その動画は「子ども向け」である可能性が高いとされます。
これらに該当しない場合は、「子ども向け」として設定する必要がない可能性が高いとされます。

子どもに該当する年齢

ちなみに、子どもとは何歳でしょう?

米国では子どもの年齢は 13 歳未満と定義されていますが、他の国では子どもの年齢がより高く定義されている場合があります。
お住まいの国の関連法で子どもがどのように定義されているかを考慮して、上記の要因を適切に検討し、その他ご不明な点については法律の専門家にご相談ください。

子ども向けに設定するとどうなる?

前出のCNET Japanの記事に、YoutubeのCEOのインタビューがあります。

YouTubeのスーザン・ウォジスキCEOは、子ども向けコンテンツのデータ処理方法を変更し、子ども向けコンテンツについては(実際に視聴しているのが子どもではない場合も含め)ターゲティング広告の配信を完全に停止し、コメントや通知などの一部の機能も使えなくすると語った。

広告の配信がされなくなるということですね。

ということは、広告収入がなくなるってことです!

私の運営するサイトで子供向けに該当するものはないので、
「いいえ、子ども向けではありません。」にチェックしました!