Google Adsenseの管理画面に以下のメッセージが出ている。
7 月 1 日より、カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)の設定の一環として、入札リクエストを収益化できるユーザーを Google および Google の広告パートナーから選択できるようになります。
カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)ってなに?
カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)は、データのプライバシーに関する州レベルの法律で、2020年1月1日に施行されました。
カリフォルニア州の住民にさまざまな権利を確立する新しいデータプライバシー法です。
この法律は、カリフォルニアで事業を行っており、収益、データ処理、およびその他の要因に関連するいくつかの基準の1つを満たす企業に適用されます。
CCPAは、居住者に「個人情報」の「販売」をオプトアウト(拒否)する権利を法律で定めているため、居住者にオプトアウトを提供することを義務付けています。
Googleアドセンスでも、カリフォルニア州在住のユーザーについては、個人情報の販売を拒否する選択肢を提供するよう求められる、ってことみたいですね。
この表示の選択肢は、「対処」か「表示しない」。
私は英語もよくわからないし、カリフォルニア州在住の人に何か売ろうとか、個人情報を取得しようとか全く関係ないので、「表示しない」にしようと思いましたが、一応「対処」を見てみました。
制限付きデータ処理
「対処」をクリックすると、
データ処理を制限しない
「データ処理を制限しない」を選択すると、カリフォルニア州在住の対象ユーザーにも、過去のユーザー行動(サイトやアプリの利用歴など)や地域に基づいたパーソナライズド広告を引き続き表示します。
また、こちらを選択すると「広告パートナーを選ぶ」で広告パートナーが選択できるようになります。
データ処理を制限する
Google がカリフォルニア州在住と判断したユーザーについては、コンテキスト情報(サイトやアプリのコンテンツなど)に基づいたパーソナライズされていない広告のみが表示されます。
パーソナライズされていない広告は、ユーザーの過去の行動に基づいていません。
それらは、現在の場所、および現在のサイトまたはアプリのコンテンツまたは現在のクエリ用語に基づく大まかな(都市レベルで、ZIP /郵便番号ではない)ジオターゲティングなどのコンテキスト情報を使用してターゲティングされます。
制限付きデータ処理モードでは、人口統計によるターゲティングやユーザーリストによるターゲティングなど、インタレストベースのオーディエンスターゲティングはすべて許可されません。
結局どうした?
「表示しない」か「対処」⇒「データ処理を制限する」のどちらにするか迷いましたが、
「データ処理を制限する」
にしました。
理由は、
「表示しない」にすると、またいつかどこかで対処を求められる可能性があるので、また調べるのは面倒くさい。
また、カリフォルニア州在住の方をターゲットにした記事を書いていないんで、広告が制限されても問題ないと思ったので。
以上、私の対処法でした。(設定は自己責任でお願いしますね)